人間は実は「万能人」に近づいているんじゃないだろうか
2009年11月8日 日常原始、人間は必要のために家族をつくり、徒党を組んだ。
人間の最小単位は個人ではなく、共同体であった。
近代以降、個人の力は強くなり、共同体の意義は減少している。
私の足りないものをあなたの余分なもので補う必要性がなくなったのだ。
私とあなたの間にはより実質的な合意がなされる必要があり、
当該事項に関する以外の事柄も大きく合意の成立を左右した。
しかしもはや「あなた」は別の外部としての、分業された専門家に取って代わられた。
そしてこの専門家(ある種の商人と言い換えてもよい)との間にも
勿論合意が必要だが、むしろより形式的な合意で十分である。
すなわち、「あなた」に対してより自由なアクセスが可能となったのだ。
私は私の意思で何事かをなす。
より多くのことを。
より幅広いことを。
この「自由」が人間を「万能人」に近付ける。
しかし真の万能人にはなりえないだろう。そこに物質という壁がある限り。
人間の最小単位は個人ではなく、共同体であった。
近代以降、個人の力は強くなり、共同体の意義は減少している。
私の足りないものをあなたの余分なもので補う必要性がなくなったのだ。
私とあなたの間にはより実質的な合意がなされる必要があり、
当該事項に関する以外の事柄も大きく合意の成立を左右した。
しかしもはや「あなた」は別の外部としての、分業された専門家に取って代わられた。
そしてこの専門家(ある種の商人と言い換えてもよい)との間にも
勿論合意が必要だが、むしろより形式的な合意で十分である。
すなわち、「あなた」に対してより自由なアクセスが可能となったのだ。
私は私の意思で何事かをなす。
より多くのことを。
より幅広いことを。
この「自由」が人間を「万能人」に近付ける。
しかし真の万能人にはなりえないだろう。そこに物質という壁がある限り。
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