Staatssicherheit

2009年4月12日 映画
書いてみて思ったけど、sが重なってるのね。
略してStasi(シュタージ)。
シュタージっつうと旧東ドイツの秘密警察。
旧東ドイツというと製品とかしょぼいイメージですが、
この秘密警察の質は相当のものだったそう。
映画見てて、
へー!旧東ドイツすげえ!と思いました。
たかだかハタチそこそこ、合併前のドイツなんて
親が使っていた地図帳とか地球儀でしか知りません。
DDR博物館ではシュタージの監視していた場所みたいなのが
再現されていて、一種のシュタージごっこみたいなことができます。
Trabiにも乗れます。
おすすめ。
美術館か戦争ナチス反省もの、あとは強いて言えば「歴史的」建造物
ばかりまわって飽きてきた頃に行ったからすごく楽しく感じた。
DDRといえば、ヴァイマールではDDR Broetchenなるパンがおいしかった。
3コで0.99Euroだったかな?結構お買い得。
原料が東ドイツ産だからこの名前らしい。
ライプツィヒにはシュタージ博物館なるものもあって、
イタリア人の中学生だか高校生だかみたいな集団がきてて、
シュタージについてだけではなく、旧東ドイツの展示もあって、
マスゲームに驚いた。
これはどこかの北の国からではないか!と。

で、映画の方はというと、
あの本屋はもうつぶれたという噂を聞いた。
でもランローラランの走ってたシーンに使われた場所は見かけた。
言われて「あぁ」と気付いた程度。
あれはベルリン各地の切り貼りで、全然あんなルートにならないらしい。

で、改めて映画の方はというと、
これまた歴史の勉強にもなって(前述「旧東ドイツすげえ!」)、
ストーリーもなかなかよかったです。
暗いけどね。
そういえばこれも集団で見たんだった。
ドイツ映画を3回集団で見たのだけど、
やかましい人がいてなかなか不愉快だったっけ。
原題はDas Leben der Anderenで、「他人の生活」なのだけど、
これじゃあ当然いまいちだろうというわけで、
「善き人~」にしたのはストーリー的にもそこそこよいですね。
でも音楽はそこまで大きいかなあという気もしないではない。
きっかけっちゃあきっかけなのかもしれないけど。
主演のおっちゃんはこれが遺作だそうで。

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や

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