SaraとLehman

2009年1月28日 日常
AdamとEve
SamsonとDelilah
BonnieとClyde

ラングのメトロポリスでは、労働者が地下の人間として、
非労働者が地上の人間として描かれた。

「博士、世界のことを全て知りたいのですが、
どうすればいいのでしょうか」
「それならまず自分のことをもっとよく知りなさい」

非○○を○○予備軍と言い換える巻。

一年の計は元旦にあり。
しかし元旦に計をたて忘れたから、旧正月で代替しようと
思っていたのだけれども、それも忘れてしまっていた。
さて。

今日の夢。なぜか少年野球(ただしユニフォームが違って
いたので自分が所属していたチームではない)
で三塁打を放つ。しかしなぜか自分の後ろにランナーがいて、
既に二塁を蹴って三塁へ向かおうとしている。
少年野球で割とありがちな展開。
そのランナーは、こちらが戻れと言っているのに、
二塁に返球がきたせいか、自分を追い越して
(しかも正規のルートを通らずショートカットで!)
本塁へ行ってしまった。
ちなみに今日は現実でも三塁打。
レフトとセンターがお見合いしてくれたようです。

(以下読む際注意)
派遣社員のAさんのケース
Aさんは妻、息子2人の4人家族。
某自動車工場で派遣社員として働いていましたが、
この不況の煽りを受けて、派遣切りにあってしまいました。
しかし職種を選ばなかったからか、幸運なことに再就職先が
割とすぐに見つかりました。ただし、その仕事とは、
死体洗いの仕事だったのです。
彼は住んでいた社宅を、半ば追い出されるように引き払い、
勤め先の病院のすぐ近く、小高い丘の上にある
築およそ30年のアパートに引っ越しました。
窓は北向きで、部屋全体が常に湿り気を帯びて暗いのですが、
贅沢は言っていられません。
こんな悪条件で、なおかつとても古かったからか、
このアパートにはAさん一家の他に、耄碌した男性が
隣の隣に独りで住んでいるだけでした。
ある日のこと、Aさんは久々の休日で、
家事をせねばと洗濯物を取り込もうとしていましたが、
あるはずのベランダがなぜだか見当たりません。
きょろきょろさまよっていると妙なドアがあるのです。
はて、こんなものはあったろうか、
そのドアはとても不自然に壁に溶け込んでいたのですが、
最近忙しく、仕事上精神的にも疲れていたせいか、
全くその存在に気付いていなかったようです。
なんの気なしに近づいて開けてみたところ、
なんだ、こんなところにベランダがあったんじゃないか、
すっかり忘れていたよ、
その向こうには見慣れたベランダの窓がありました。
Aさんは洗濯物を取り込むべく、窓に近づいていきました。
洗濯ばさみという洗濯ばさみにたくさんのちぎれた耳がついていました。
後ろでガラスの割れた音がしたので振り向くと、
鏡に罅が入っていて、そこには耳がちぎれてなくなり、
そこからボタボタ血を流す自分の青ざめた顔が写っていました。
叫び声が聞こえました。
自分のものだったような気もしたのですが、
さっきまで妻や子がいた部屋の方向から聞こえたので、
咄嗟にそちらへ急いで向かうと、その部屋には
およそ3人分のバラバラの人体がありました。
床は真っ赤でした。
誰が呼んだのかはわかりませんが、
すぐに警察沙汰になりました。
犯人はAさんということになりましたが、
精神鑑定の結果、無罪放免となりました。

身寄りのないBさんのケース
Bさんは小高い丘の上にある古いアパートに、
新築の頃から30年以上住んでいます。
妻も子も既に亡く、長いこと独りです。
近所に住んでいた人もみんな越していき、
アパート唯一の住人になっていましたが、
最近一家が引っ越してきました。
彼らは全く挨拶をしません。
自分のことを半ば痴呆だと思っているようです。
一家に事件が起きました。
それ以来Bさんの体調がだんだん悪くなっていきました。
生まれてこの方大きな病気をしたことがないBさんですが、
どうやら今回は悪そうです。
お腹が膨れる感じがします。
あるいは張る感じとも言いますか。
この感覚は日に日にひどくなっていきました。
それと同時に食欲もなくなっていき、
便通も悪くなっていきました。
医者には行きませんでした。
いつも元気なBさんは自己流の健康法を誇っていましたし、
慣れないせいもあってか、医者が苦手でもあったのです。
10日もすると、常に満腹感を感じ、苦しい状態でした。
事件から13日目のことでした。
Bさんは最近苦しくて夜もよく眠れません。
その日は朝から吐き気がしていました。
ですが結局何かすっきりするでもなく、
一日ぐったりしていました。
満月が東の空に浮かんでいます。
Bさんは強い吐き気を感じ、その場で吐いてしまいました。
吐瀉物は全部目玉でした。
たくさんの目玉でした。
数えきれないくらいたくさんの目玉を、
まあるい目玉を、
そのまま何回も何回も吐きました。
一晩中吐き続けました。
Bさんは気付いたら真っ白な部屋のベッドにいました。
(気分を悪くされた方、すみません)

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