「『考えるな考えるな』と唱えるのに必死。」

「考えなくてもいいことをわざわざ考えるのが哲学なんだと思う」

「だから哲学も科学も嫌いだなんていってたわけか」

「ドイツ語の格変化が一見複雑なのは、
中途半端に簡略化の方向を向いたせいらしいよ」

「それでも考えずにはいられない。
実は考えようと意識していたわけじゃなかったんだってことがわかった。
それが僕の営為」

「心の病で労災認定の人が最多らしいよ。ほら、この記事。
この人だんなが過労で鬱って自殺したらしいよ。
それでこの人も病んじゃったみたい」

「中途半端に『人間化』されてしまった僕に、
人間である資格なんてあるんでしょうか。もうやめてしまいたい」

「黒い髪、そして『ごはんですよ』」

「やっぱりこうもりじゃないか」

「人間じゃないなら何なのかっていうと、労働のための機械だね。
結局いくらあがこうと、資格のない無能者はそうならざるをえないんだ。」

「来世の予定は決めてある。現世ではせめて物質面だけでも」

「自分が本当に非合理的につくられているように感じる。思考方法が、
というわけじゃなくて、むしろその存在だね。いっそのことなら
もっと隔絶された者としてあればましだったように思う。人『間』の資格なし」

「人生捨ててフニャフニャしてるのは乙なものだけど、
それって実際のところ不可能じゃないか。フニャフニャなんて道楽なんだから」

「あのくらいの仕事も彼にとっては単純作業らしいよ。そんで、
『もっとクリエイティブなことがしたい』だってよ。
『クリエイティブ』ねぇ。よっぽど自分に自信があるんだろうかね。
あの口調からして。ああいうのを典型的なんとやらっていうに違いないよ。
今まで大した失敗もなく順調にきてる感じの人。
で、そういう人が就活で頭打つと一気にどうにかしてしまうなんて話も聞いた」

「俺?絶対過労死か過労自殺すると思うね」

「でもさ、その人はまだましだと思うよ。
自分の死で病んでくれる人がいるんだもの」

「電車で隣に座った女子大生の話がなかなか面白かったんだよね。
その微妙な噛み合わなさとか」

「1000万?高望みしすぎ。そんなん人口の1割とかでしょ。
1割がそこじょいらに転がってると思ってんのかしら」

「そんなの興味ないし。というかむしろ一年も経ってから何しにきたんですか」

「そういう上っ面パターナリズムは悪いとは言わないし責めるつもりもないし
確かに感謝すべき点もあるんだけど。
でもやっぱり君にはわからないでしょ、というか君はわかってないはず」

「ありがた迷惑とまとはずれ親切」

「いっそのこと見放してくれ」

「そういうのを過度の交わりっていうんだよ」

「ああいう人は悲しい気がする。だって数字を追ってばかりなんだもん。
もっとアナログな趣味をもてないものなのかな」

「相談してもまたポイッと放り出されるだけなのかな。
リスクなんて負いたくないに決まってるじゃん」

「中庸ってものが苦手な僕としてはどちらかといえばそういう発想が先に出てきてしまってます」

「たぶんみんなのイメージとは結構違うと思うよ」

「何であの人たちあんなに自分に自信があるんだろう。見てると吐き気がする」

「彼はよく気付いてはいるけれども、やっぱり奥底まではわかるよしもないよね」

「疲れてるとより一層やなことばかり考えてしまう。
だからといってそれをやめるのもまた難しい話なんだよね」

「結局僕程度のカスは労働の機械と堕してしまうのが適切なんでしょ。
だから余計な真似はするなと。
でも『機械』っつったってどうしても人間的交流カッコワライが必要だね。
それならもう諦めるしかないじゃん。中途半端人間にはハードルが高すぎる」

「やっぱり何事も否定から始まるんじゃないかな。
けれどもこうやって否定を肯定しようとして言い訳を試みる自分が
また嫌になってそれを否定する、けれどもその否定もまた肯定のために
存在してることに気付いて、だから更に否定っていうエンドレス」

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や

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