ハイ・テンションでもなければロー・テンションでもないが、
安定しているわけでもなければ停滞しているわけでもない。
いうなれば「横ずれ断層」の気分だ。
あまりに大きな平和、少なくともここ3ヶ月、
ひょっとしたら半年以上の期間のうちで最大の平和に優しく温かくくるまれ、
あとに残った(残ってしまった)ものは、そういう変に行き場を失った気分と、
「確かに平和であったのダロウ」と回想しうるのに必要最低限の
形式的な記憶の断片、そして甘いかすかな倦怠だった。
僕は恵まれていた。
今の環境がとりわけ悪いとは言いたくないが、
ある面においては、どうしようもなく鬱屈した、湿度の高い、
すすとほこりで黒ずんだ硝子のような色をした空気で
覆い尽くされていることは否定しようがないし、
それが自分の心身に多大な影響を与えているのも事実と捉えて
差し支えがないように思える。
また同時に、
大学生というもの自体の特徴のせいもあるのかもしれないのだが、
人間的刺激が段違いだ。よくもわるくも大学は無難だ。
「いや別に大したことないですよ。ピンキリですし」
「あーそう言ってくれてホッとしたよ。
もし『すごいです。かないません』
なんて言われたらどうしようかと思った。」
(さて、ビートルズは実に水陸両用、全天候型だ。)
(恩師がいよいよ退官なさる。もっと早くに知らされていれば。)
(いつかどこかへ、というひっそりとした希望。別バージョン込。)
(どんどん迷って迷宮入り、か。現代は情報戦だ。)
安定しているわけでもなければ停滞しているわけでもない。
いうなれば「横ずれ断層」の気分だ。
あまりに大きな平和、少なくともここ3ヶ月、
ひょっとしたら半年以上の期間のうちで最大の平和に優しく温かくくるまれ、
あとに残った(残ってしまった)ものは、そういう変に行き場を失った気分と、
「確かに平和であったのダロウ」と回想しうるのに必要最低限の
形式的な記憶の断片、そして甘いかすかな倦怠だった。
僕は恵まれていた。
今の環境がとりわけ悪いとは言いたくないが、
ある面においては、どうしようもなく鬱屈した、湿度の高い、
すすとほこりで黒ずんだ硝子のような色をした空気で
覆い尽くされていることは否定しようがないし、
それが自分の心身に多大な影響を与えているのも事実と捉えて
差し支えがないように思える。
また同時に、
大学生というもの自体の特徴のせいもあるのかもしれないのだが、
人間的刺激が段違いだ。よくもわるくも大学は無難だ。
「いや別に大したことないですよ。ピンキリですし」
「あーそう言ってくれてホッとしたよ。
もし『すごいです。かないません』
なんて言われたらどうしようかと思った。」
(さて、ビートルズは実に水陸両用、全天候型だ。)
(恩師がいよいよ退官なさる。もっと早くに知らされていれば。)
(いつかどこかへ、というひっそりとした希望。別バージョン込。)
(どんどん迷って迷宮入り、か。現代は情報戦だ。)
コメント