いい加減目覚めなさい
2006年3月8日 TV
進藤ヒカルなら「ヒカルの碁」、進藤ひかるなら「女王の教室」なのだ。
録り溜めしていたビデオとはこれのこと。
12月30・31両日に一挙に放送されたもの。
(というわけでDVDBOXとは関係なし)
元々は本放送時に毎週見る予定だったのだがなぜか初回を見忘れ
結局一度も見なかった。
これが放送されていた夏のある日、
それ以前にロリコン度チェックでロリコン度200%を
叩き出した友人がこの番組を見て、
「俺ロリコンかも。どうしよう。」
と今更的なことを言っていたのが印象的だ。
それにしてもこのドラマはすごい。
視聴率がうなぎ上りだったのも当然の結果だ。
ちなみに脚本は「さとうきび畑の唄」と同じ人らしい。
まず、過剰と言うか大げさな描写が爆笑。
鬼教師の登場シーンや生徒のびびり様がやたらホラーチック。
ややもすると重苦しい雰囲気になってしまうところを
コミカルにカバー。
内容は思いのほか社会派でストレート。
問題をばんばん投げかけてくる。
それでいてわかりやすく、ポップ。
エンターテインメントとしてしっかり完成されているなかに
問題意識を織り込むスタイルがうまいと思った。
伏線の使い方も程よくわかりやすく、
登場人物の個性も、これでもかというくらいはっきりしており
お手本になるような構成だ。
(この物語の大前提である「公立中学/私立中学」についての
説明がない、つまり私立中学が良いとされている理由説明が不十分なことは気になるが、これも制作側の意図だろうか?公立出身の自分としては「公立でええやん」って感じだ。ついでにいうと、序盤の内容から戦時の民衆の状況を思い起こすのは僕だけでしょうか?五人組とか治安維持法とか。)
これだけベタ褒めしておきながら、万人にはお薦めできない。
なぜなら全話を見るのにおよそ11時間半も要するからだ。
暇人なら見て損はないだろう。
実際自分はかなりはまった。
(絶対受かるだろうと思われていた友人が落ちた。
明治天皇の崩御を知った「私」の父のような気分だ。
夏目漱石の「こころ」。)
録り溜めしていたビデオとはこれのこと。
12月30・31両日に一挙に放送されたもの。
(というわけでDVDBOXとは関係なし)
元々は本放送時に毎週見る予定だったのだがなぜか初回を見忘れ
結局一度も見なかった。
これが放送されていた夏のある日、
それ以前にロリコン度チェックでロリコン度200%を
叩き出した友人がこの番組を見て、
「俺ロリコンかも。どうしよう。」
と今更的なことを言っていたのが印象的だ。
それにしてもこのドラマはすごい。
視聴率がうなぎ上りだったのも当然の結果だ。
ちなみに脚本は「さとうきび畑の唄」と同じ人らしい。
まず、過剰と言うか大げさな描写が爆笑。
鬼教師の登場シーンや生徒のびびり様がやたらホラーチック。
ややもすると重苦しい雰囲気になってしまうところを
コミカルにカバー。
内容は思いのほか社会派でストレート。
問題をばんばん投げかけてくる。
それでいてわかりやすく、ポップ。
エンターテインメントとしてしっかり完成されているなかに
問題意識を織り込むスタイルがうまいと思った。
伏線の使い方も程よくわかりやすく、
登場人物の個性も、これでもかというくらいはっきりしており
お手本になるような構成だ。
(この物語の大前提である「公立中学/私立中学」についての
説明がない、つまり私立中学が良いとされている理由説明が不十分なことは気になるが、これも制作側の意図だろうか?公立出身の自分としては「公立でええやん」って感じだ。ついでにいうと、序盤の内容から戦時の民衆の状況を思い起こすのは僕だけでしょうか?五人組とか治安維持法とか。)
これだけベタ褒めしておきながら、万人にはお薦めできない。
なぜなら全話を見るのにおよそ11時間半も要するからだ。
暇人なら見て損はないだろう。
実際自分はかなりはまった。
(絶対受かるだろうと思われていた友人が落ちた。
明治天皇の崩御を知った「私」の父のような気分だ。
夏目漱石の「こころ」。)
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