「敷き詰められたバナナに埋もれて眠ることにするよ」
「あー、やわらかくて気持ちいい」
剥いたバナナを大きなステンレス製の箱にめいっぱい詰め込み
その中央には自分がちょうど入れるだけの人型をくり抜き
すっぽりその中に仰向けに寝転び
生気のない目で虚空を見つめ
そして彼はどこか別の世界へ旅立ってしまった
その様子を見た村の子供が森の向こうから怯えた様子で
村人のもとに駆け込んできた
その子供の後ろから
足並みを揃え軍靴を踏み鳴らす音が聞こえてきた
（ここから先は残念ながら自分の表現力ではうまく表すことができない。
それでも無理やり書き記しておこう。
この夢を忘れないために。）
見るとメラメラチラチラと深い水色に光った「板」が
子供を追い立てるかの如く村に近付いているではないか
そしてその長い「板」は何人もの兵隊が歩く形に
くり抜かれていた
それがそのまま平行移動してくるのだ
ザッザッと音を立てながら
（気が狂ってしまった彼の少年兵だったときの様子が
おぞましいものだった。後半は伊藤潤二の漫画の影響か。
何人かの友人に説明したがどうもうまく表現できなかった。）
話は変わってグレイトフルデッド、ライブ、いいよ。
スタジオ録音は聴いたことない。
原宿にコアな店があるよね。
長時間いたら独特のにおいで頭が痛くなりそうになった。
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