昭和記念公園

2005年5月2日 日常
「キズ・へこみ直します」

車のキズ・へこみを直すことは出来ても、僕のキズ・へこみを直すことは出来ません。無論誰のキズ・へこみも直すことができません。
結局人は人の作った物しかどうにも出来ないのです。

つまり
人は他人を内包することは出来ない
のです。

その逆もまた言えて、人は他人に内包され得るものでは断じてないのです。

したがって人の感覚というものは様々であり、それに影響することは出来ても、干渉して変えてしまうことなど出来やしません。

それを念頭には普段から置いているのです。

所詮「一般的な好み」などというものはそのコミュニティーにおける
方向性を揃えようとした際に出来る産物に過ぎません。
飽くまで二次的に生じるものなのです。

それにしてもあの仕打ちはひどかった。

ああいうのには普段から慣れているし、狙った部分も大いにあることは
言うまでもありませんが、

おまえ達には出来まい

と胸を張って言えますよ。
おまえ達には出来まい

(よかった 僕の自尊心はまだ失われてはいない)

要は
わからんやつにはわからんのです。
そしてそれに合わす必要も僕にはない。
なぜなら
「人は他人に内包され得ない」
のだから。
僕から奴らへ、奴らから僕へ。
どちらの通路も小さな穴から覗ける光で通じているに過ぎないのです。

彼は、珍しく打ちひしがれていたように見えました。
僕は、よくある風に嫌な思いを吹き飛ばす為に空元気を出した。

ほらほら君達、そんなに涼しい顔して何処を見ているのだい?

無意識なのか、そうでないのか、脳がその判断をしたがらないうちに
精神的な疲れがどっと溜まっていた。
元凶による肉体的な疲れだと、思っていた。

(今日は知らない人とバスケをしたのです。3on3で。調子はそこそこだった。)

浅はかな子等よ
何故汝らはしかるように
そんな他愛もないことを吹聴して
           聴いて   まわるのだい?
僕からしてみればこんなにもみっともないことはなかなかない。

「痛いってなんですか?」
feel pain?
その自分のしたことに何の恥も持たない。
むしろ
恥を知ってもらいたいものですな。
無知の知。
無知の恥。

「人生悲喜こもごも」と言うことがありますが、
ここに断言します。

何処を見渡したってあるのは「悲」だけだ。

「喜」。これは所詮相対的なものだ。

逆のことが言えやしまいか?
いや、それはない。
彼らの顔を見ればわかるだろう?


もっと思い浮かぶことがあったんだ
それでももう僕の金盥からはこぼれてしまったよ
僕の銀光りしていた金盥
焦げて茶色く濁った水は
もうこぼれてしまったんだ

「君、君はこの言葉の意味がわかるかね?」
「よむことすらできません」

こんな曲がった世界には飽き飽きする。
世界の屈折角はもはや60度未満の鋭い鋭角。
ああ、神様!僕は誰の光もこの茶碗に集めて飲み干す事は出来ないのでしょうか!
ああ、神様!誰も僕の抜け落ちた髪の毛を拾って眺めるなどということはしないのでしょうか!

A「俺、この粒あんはこしあんに出来る気がしなくなってきたよ・・・」
B「俺はむしろこしあんが食べられる気がしてきた!」

僕は空元気を出したBくんは本当はあんこが苦手なのを知っています。
Aくんはいい人であることも知っています。
BくんはもうAくんです。
それでもカムパネルラは帰ってこない。

彼らは
何がしたいんだ?

本当にそう思っているのか?本当に楽しいのか?
もしそうならば君達は感覚が麻痺しているとしか言いようがない。
疑いなく。

彼らに出来ることは

皆無だ。

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や

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